イスア国民文化祭2012
リズ バフバー講演会「Entrop(h)y-環境・芸術・持続可能性」
大塚国際美術館 システィーナ・ホール

2012.09.01

「ごみアート」や「パブリック・アートと新戦略」で著名なアーティストであるリズ バフバーは、拾った物や廃棄物が自然や日常生活そして科学的な探究の経緯を記録したものとして、その価値を問いかけ、モノがもつ全ての不条理から、モノの本質を開示することを試みるアート作品を彫刻やエンジニアとの共同によるアートプロジェクトを展開してきました。
「Entrop(h)y」(エントロフィー)という新しい造語をキーワードとして、講演会では、自然界における物質の「エントロピー」に対して、複雑な環境問題の解決をめざすアーティストとエンジニアにとっての栄誉ある「トロフィー」である<魅力ある価値>とは何かを明らかにしながら、今日に有効な環境へのアートのアプローチについて語り、「Entrop(h)y: ごみプロジェクト2010-2012」、また、バフバー自身の持続可能性への戦略としての彫刻、そして、2012年のカッセル (ドイツ)での"ドクメンタ13"で発表されたアート作品を事例として紹介しました。
(リズ バフバー:ワイマール・バウハウス大学教授)