isadc2011 SUMMER
たほりつこ「八月の光」

2011 8.1-8.30

イスア推進会議の代表者であり、環境をテーマとした実践を展開するアーティスト、たほりつこによるisadcオープニング展覧会。近年は自然光が織りなす風景と対話するLEDの光作品を発表。薄暗い倉庫内を霧が立ちこめる空間に変容させ、一瞬たちあがる記憶を巨大な染布やLEDの光、サウンドや映像といった複数の最新技術を用いて描き出しました。3.11の波紋は遠隔地にも及び、節電や見えない不安のなかで戦後の記憶と慰霊とが重なりあう「八月の光」の展示となりました。

たほりつこ|Ritsuko TAHO

徳島市生まれ。徳島大学医学部栄養学科を卒業後、武蔵野美術大学へ進学。 1983年に渡米。1985年エール大学芸術学部大学院修士課程を修了、1987年から2000年までハーバード大学講師、マサチューセッツ工科大学MITで教鞭をとる。アメリカと日本を中心に風景や環境の問題と関わる新領域パブリックアートの実践をおこなっている。数多くのコミュニティに関わり、都市計画者、技術者、行政・民間機関との協同作業によってアースワークや環境芸術、風景と環境アートの作品を制作。近年は森林素材やLEDにより風景と対話する作品を発表。 現在、東京藝術大学美術学部先端芸術表現科教授。

photo: 米津光